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2007年07月07日 (Sat)

養護学校の授業風景

 こんにちは。
 現在、夫&子ども達は夫実家へ遊びに行っております。
 わたくし、いろいろと疲れが溜まっておりますので、
 いっそのこと晩ご飯もご馳走になっておいでー、
 と夫に頼んであります。
 餃子の皮、買ってきちゃったので、
 夕方キャベツを買いに出掛けて、
 餃子包んで冷凍しておきます。
 今日の夕食は、わたしひとりの予定です。うふ。
 めんどくさいから何も作らないわー。


 *養護学校の授業参観*

 さて。
 昨日は長男の養護学校で授業参観がありました。
 知的にはギリギリ普通レベルのボーダー児長男でして、
 ちゃんとした環境が整いさえすれば←ココ重要!
 通常学級で過ごすことが可能な息子。
 今のところ、子ども病院精神科を退院したら、
 地元の学校の、もとのクラス(=普通級)に復帰予定です。

 養護学校で日々を過ごすということそのものが、
 フツーにフツーの子どもを育てているなかでは、
 まあなかなかできない経験だろうなと思う今日このごろ。
 実はわたしも興味津々で授業参観に行ってきました。

 コレがいやまあ、もう。
 
  「このままウチの子をココで受け入れてください」

 とお願いしたくなるような、
 我が家の長男にはぴったり合った、
 そしてわたしも夫も心底信頼してお任せできるような、
 さすが養護学校!と拍手モンの素晴らしさでした。

 まず、授業の最初に、先生が授業時間を口頭で伝えつつ、
 教室の時計に、授業終了時間の印をビニールテープで付けるのです。
 「ココまで頑張れば、授業終わり」
 という見通しが、これで子ども達に立ちます。

 そして、この授業時間内にどんな課題に取り組むのかを、
 黒板に書き出します。
 普通級と比較したら、かなり少ない課題数です。
 でもそれは、子ども達が「必ずできる課題を、達成感を持って終える」
 という配慮に基づいて決められた内容です。
 それらを各時間、必ず最初に黒板に列挙しておきます。
 そして、一つの課題が終わるごとに、

  「はい、これが今終わりました」

 と縦線で消していきます。
 こうすることで、子ども達は、
 「あと幾つ頑張れば、授業が終わる」
 という見通しが立ちます。

 また、やや難しい課題を盛り込む際には、
 
  「コレは少し難しいかもしれません。
   でもここまでは必ず頑張ってやります」

 と予告しておきます。
 全部はできないかもしれないけど、
 ここまでは必ずやるのだ、
 という心づもりを子ども達にさせておきます。

 そして、時間が余ったらして良いことも、
 前もって伝えておきます。
 具体的には、
 「席について本を読むのはオッケー」
 というふうに。
 
 授業の流れの中で、
 子ども達が突然予測不能な動きをすることもあります。
 その時には、担任はいきなり怒ったりしません。
 
  「先生、コレはしちゃダメだと◯◯くんに伝えてなかったね。
   こうするとこういう点で困るから、
   次からはコレはしないようにしようね」

 と、冷静に話します。
 そして、危険な物は素早く子供の側から離します。
 手の届く場所に置いておいて、

  「触るな」

 と禁止するのではなく、
 すぐに撤収です。

 姿勢を保つことの難しい子供達に対しては、
 「ちゃんと座りなさい」という指導ではなく、
 「イスと足を机の下に入れて、背中を伸ばして、手は膝の上」
 と具体的に指導します。
 話すときの声の大きさも、1から5までのボリュームを表で示して、
 「今は3の大きさでいいね」
 と伝えます。

 人数の少ない教室であるということも関係してか、
 室内には刺激となるものが非常に少なく、
 子どもへの声掛けも細やかになされていました。

 これまでにわたし達が大学病院の医師から、
 「学校にはこのように指導してもらうようお願いしてください」
 と言われてきた全てのことが、
 この学校ではきちんと成されていました。
 
 正直、
 ここまでの配慮を普通学級に求めるのは不可能だとも思います。
 でも、工夫次第で取り入れることが可能なものもたくさんあるし、
 取り入れるのが比較的容易なものもたくさんありました。
 
 デジカメで写真を撮っても良いのなら、
 あらゆる風景を写して、
 地元の学校の先生がたに見てもらいたいと思うほどでした。

 そして、担任が見せてくださった普段の授業風景での
 長男の写真は、
 とても良い表情をしていました。
 この学校で認めてもらえて受け入れてもらえて、
 今の日々が長男にとって如何に充実しているのかが、
 伝わってくるような写真ばかりでした。

 
 ほんの少し手間をかけるだけのことだと思うのです。
 わたしは学生時代に塾講師のアルバイトをしていたことがありますが、
 「今日勉強すること」を黒板に書き記すことなんて、
 わずか数分のことだと思うのです。
 クラスの目標を紙に記しておいて、
 授業中の空気が乱れたときに、
 その紙を黒板に貼って再確認させることなんて、
 わずか数分のことだと思うのです。
 どのような姿勢が望ましいのかという指示は、
 恐らくどこの保育園や幼稚園でも毎日当たり前にしていることで、
 そんなに手間のかかる指導ではないと思うのです。

 だけど、それがあることで、
 ちゃんとやっていける子ども達が明らかに存在するのです。
 診断済みの子も、そうでない子も。

 学校は、どうしてそれができないんだろうと、
 普通の子供が通う学校は、どうしてそれを省いてしまうんだろうと、
 悔しく思います。
 ほんのちょっとのことが、
 子供にとっては大きな支援になるのに。
 ほんのちょっと、僅か数分、教師が工夫してくれれば、
 みんなと同じ空間でみんなと同じ経験を積める子ども達が
 恐らく一クラスに数人は居る筈なのに。


 そういうことって、
 普通の子供の指導しかしたことのない教師には、
 分からないことなのかな...。

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編集 |  13:17 |  育児  | TB(1) | CM(8) | Top↑

コメント

●>にしこさん
今年度、これだけ上手く噛み合わない状態に直面するまでは、わたしはこの学校がまあそこそこ特別支援教育に力を入れている学校だと認識していました。
でもそれは学校全体の姿勢ではなく、担任個人の捉え方や認識によるところのものが非常に大きかったのだと、痛いほど思い知りました。

「特別支援教育が始まる数年前から、この方面の指導に力を入れてきています」と胸を張って言う教育委員会ですら、長男の入院を聞いてバタバタと動き出す有様。何が特別支援なんだと、腐るような思いをたくさんしました。
だから、教育委員会のことも学校のことも、かなり冷ややかな目で見ているのも正直なところです。
いつでも見限ることができるよう、別の道を確保しておかなければと思っています。でなければ長男が教育からあぶれてしまう。

それでも、こうして声を上げ、耳を傾けてくれる皆さんがいることで、同じような困難に直面している保護者の思いが何処かに届くかもしれないと、ささやかな望みを捨てることはできずにいます。
jack-jack |  2007.07.09(月) 16:47 | URL |  【編集】
●>RYO★さん
こちらの伝え方に余程の問題があったのか、あちらの捉え方に余程の問題があったのか...どうお願いしても伝わらないことって、正直(そして残念で悔しいことに)ありますね。

チビくん、今年中に編入しなきゃならないわけではないのなら、この一年様子見ではダメなのかしら。
うちの長男見てても思うんですが、「担任との相性」「クラスメイトとの相性」「クラス全体の雰囲気」で良くも悪くも転ぶものですよね。今うまくいってるなら、わざわざ編入を焦る必要もないような気がするのですが...。
勉強についていけないとか、今のクラスに居ることが苦痛でたまらないとか、メリットよりデメリットのが大きくなってきたときには編入を検討したほうがいいと思うけど、そうでないなら、わたしだったら現状維持を選ぶと思います。

自傷他害のない発達障害児って、教師がその気になれば簡単に「無視」できちゃう存在なんですよね。
放っておいてもクラス運営ができちゃう。
だから、教師の側に危機感を持ってもらいにくいのかもしれません。その他大勢の児童にかまけていられるというか。
もっと派手にクラスを引っ掻き回すタイプの子供だったら、教師も切迫感持つんでしょうけどね。
jack-jack |  2007.07.09(月) 16:40 | URL |  【編集】
学校、保護者、コーディネーター、それ以外にも医療関係者、療育の専門家等が全員で連携を取って、長男君の成長には何が必要かをしっかり見極めていかないとならないでしょうに。
何故、学校は保護者のjack-jackさんと連携を取る姿勢がないのでしょうかねぇ?
それでは不信感を抱いてしまいますよね。

今年度から本格的に始まった特別支援教育はまさに長男君のようなお子さんの為に考えられた教育方法だと思いますよ。
でも、jack-jackさんのお話を読む限り、学校からは特別支援教育の「と」の字も見えてこない。
結局、特別支援教育は学校現場にお任せの部分が大いにあるので、学校によって格差が出てくるのかもしれません。

昨年度は落ち着いていましたよね、長男君。
言っちゃ悪いが、担任の力量のなさが長男君を不安定にさせているように思います。
色々言ってしまってごめんなさい。

jack-jackさんと長男君を応援しています!
それしか出来なくてすみません。
にしこ |  2007.07.09(月) 14:17 | URL |  【編集】
それそれそれそれそれそれっ!!!
(ひたすら「それ」を言い続けたい気持ち…です。)

去年のチビがそうでした。
担任の先生が……何をどう話しても…
指導が行き届いてもらえずに…チビともども泣き続けていました。
病院で教えてもらったこと…
施設での訓練からまなんできたこと……
何もかも話しをして、『●●という方法でお願いしたいのです』

黒板に、日程を書き込む…
声の大きさをレベル表示する。

本当に、今の定型発達の子供に対する対応の仕方でも、充分対応できるし、逆にクラスがまとまりやすく指導もしやすくなるだろう…ヒト手間を惜しむ担任……

年度末の申し渡しの折に
「チビくんは…●●してても、如何してわからないんですか?!」
という……素朴な疑問を聞かされて…
私は相当ヘコみました。
→マル1年かけて説明しつづけたじゃんかっっ!!

今…チビは、特別障害児クラスに編入を薦められています。
それは…チビにとっては有益かどうか…
実は微妙なのです。
今年の担任の先生は…障害児教育に経験を持つ方で…チビととても相性が良い。
今年のチビの様子を見ていると編入の必要性がないのではないか…と。
先生や学校の些細なヒト手間が、この子たちを学習していく体制にできるのではないか…と、思ってやみません。

なんだか……くやし~~!!
ウチの子が…何をしたってのっ!!

って…実は暴れだしたい気持ちがいっぱいなんです。
学校って…「普通」って…一体なんだろうね~v-390
RYO★ |  2007.07.09(月) 14:13 | URL |  【編集】
●>eliさん
来月ね、教育委員会に相談に行くんだけどね、そこで養護学校への転校も考慮していることを話してこようと思ってる。ちゃんとやっていただけなくて、支援級でも受け入れてもらえないなら、という条件付きでね。
あれだけ充実して、生き生きと過ごす息子の姿を目の当りにしたら、「何が何でも普通級」なんてこだわりがバカバカしく思えてきて。
(でも長男自身は旧クラス@地元学校を恋しがっているから、そこは複雑だわ~)

退院が決まったら、主治医&臨床心理士&担任&保護者の話し合いも予定されているし、養護学校関係者&地元学校関係者との話し合いも予定されているのだけど、二学期開始前に教育委員会&学校&保護者できっちり話し合う時間をとってもらうつもり。
そこできちんと親の希望を伝えて、具体的にどのような支援を二学期以降していただけるのかも確認してくるわ。

養護学校と地元学校の温度差を見てると、わたしもかなり心配よ...。
jack-jack |  2007.07.09(月) 09:10 | URL |  【編集】
きちんとした指導は見ていて気持ちがいよね~
子どもも吸収して充実しているよね~

ただ、そういう支援の場所から離れると、せっかくそこで身につけたものが
こぼれ落ちるのも早いよ。
週1回通級に通っていた頃、通級が休みの日が続いたんだけど
在籍している通常学級内で徐々に離席や授業放棄が目立つようになったりした。
継続が大切だって実感した事がある。

特学に通って継続的な満足いく指導(程々に 笑)を受けていても
夏休みが入ると、ある程度 元に戻ってしまうんだろうなって危機感もある位だし。

今までの学校に戻るのなら絶対に本当に養護学校からの引継ぎを
教師が、学校が受け入れる覚悟がないと、長男君の養護学校での指導が無駄になると思う。

今まで指導されたものが微妙な支援の通常学級に行って、
こぼれ落ちるのが早いのがウチの息子だけの特色で
他のボーダー児はそうでもなく、一度指導された事は頭の中に
ちゃんと入ってるものであれば、そこまで心配しないんだけどさ(ウチだけ?)

>成績を出すのに忙しい時期ですので...
教師は、学校は こんなに親が、周りが伝えてても、まだ分からないのか!
バカものめ~って。なんか暗雲たちこめてる感じがしてさ~~。
でも、伝え続けるしか方法はないのかなぁ。
eli |  2007.07.09(月) 08:28 | URL |  【編集】
●>にしこさん
特別支援学級自体は校内に存在します。でも交流学習があるかどうかは分かりません。運動会の学年競技には、支援級の子ども達も参加していますが、発表会は支援級単体で行っているようです。

障害者児に分かりやすいことは、定型発達者児にも分かりやすい。
わたしも常々そう思っています。大学病院の先生もそうおっしゃっています。
だけど、長男の地元学校に限定して言えば、やっていただけないのが現状です。
授業参観のご案内も地元小学校にしたのですが、「退院が決まったら直接担任同士でやりとりしたい」の一点張りで。実際の授業風景を、親としては是非見てもらいたいのにね。
ついでにくっついてきた理由が、「担任は今、成績を出すのに忙しい時期ですので...」。
ああこりゃダメだと思わされました。
jack-jack |  2007.07.08(日) 13:49 | URL |  【編集】
私も息子の就学先を考えていた時期に養護学校に見学に行ったのですが、個々に対応したやり方を取り入れているのを見て感動しました。

長男君が通っていた小学校には特別支援学級はありますか?
もし、あるとしたら支援級に通う子ども達と通常学級に通う子ども達との交流学習等はありますか?
うちの場合は交流学習が頻繁にあるので、特別支援学級の担任の先生が通常級の先生方に障害のある子どもへの接し方や指導法等を伝えて頂いています。
(職員会議などで)
でも、それを聞いた先生方がどう感じているかは分からないのですが。

私はいつも思うのですが、障害者児に分かりやすいことは定型発達者児にも分かりやすいのですよね。
jack-jackさんが見たやり方を小学校でも取り入れれば、先生が知らない所で混乱している子だって分かりやすくなるでしょうにねぇ。
「みんなにとって分かりやすい」
それがバリアフリーと言うのではないかなと思います。

許されるのならば長男君の担任の先生に、養護学校での授業風景を見て頂きたいですね。
にしこ |  2007.07.08(日) 04:39 | URL |  【編集】

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